不二越は、産業用ロボットメーカーとして、多様な特徴を持つ機器を提供してきました。
不二越が提案する溶接ロボットの特徴や、どのようなロボットを取り扱っているかなどをまとめています。
全国各地にサービスセンターや事業所を構える不二越。それぞれの施設にて、サポート体制を整えており、産業用ロボットの運用を手助けしています。
例えば、ロボットスクールを開催し、ロボットやシステムの操作方法を実機にて体験することが可能なため、溶接ロボット導入後の運用がスムーズに。
またフィールドサービスも実施しており、熟練スタッフによるトータルサポートを受けられます。
ロボットメーカーとしての技術を活かし、溶接ロボットだけではなく、その周辺機器やロボットシステムも提案しています。
幅広い分野を取り扱ってきた実績を持つ不二越ならではの提案力が特徴と言えるでしょう。
的確にニーズに応えているので、自社に合った産業用ロボットを手に入れることが可能です。
また、オフラインプログラムシステムにも対応しているため、多角的にシミュレーションを行い、工期短縮を目指すことができます。
コンパクトかつ高いパフォーマンスを実行するロボットや、ケーブル内蔵型でスッキリとした見た目の溶接ロボット、保守性・環境性に優れた高性能ロボットなど、幅広いロボットを提供しています。
多様化する溶接ニーズに応じて、新商品の提案も行っており、自社の工場環境に合わせて導入可能です。
人に優しい協同ロボットの提案も行っているため、十分な安全を確保したい企業にとって重宝するかもしれません。
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溶接ロボットSIer
(システムインテグレータ)
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鉄道車両部品の溶接を行っている株式会社アコオ機工では、サイズが巨大で高重量な部品の溶接依頼も多く、複数の作業員がいなければ作業を進めることも困難でした。そこで労働生産性の向上と従業員の負担軽減を目指して、スポット溶接用のロボットシステムを導入しました。
その結果、従来は1つの溶接工程に4人の作業員が携わっていたケースにおいて、必要人員が0.5人に減少、さらに残った3人が他の工程を担当できるようになって、全体の生産効率が4.5倍に向上したそうです。
アイケー電機株式会社ではかつて、慎重な品質管理が求められる鉄道車両用モーターのメンテナンス作業において、熟練職人の技術に頼り切りとなっていました。しかし作業負担が大きく、作業量に比例してヒューマンエラーのリスクが増大していたことは課題でした。
そこでロボットシステムを導入した結果、労働生産性が5.3倍になり、過酷作業の問題も緩和されたそうです。
今後はさらに高品質な成果物を実現できるよう、調整法を含めてアップグレードを検証しているとのことです。