世界の工場の効率的な稼働を目指して活動している、FANUC（ファナック）について調査。
ファナックの溶接ロボットを中心に、特徴や取り扱いSIerなどをまとめています。
ファナックは、産業用ロボットのメーカーですが、自動化促進に欠かせないSIerの紹介も行っています。
厳しい調査と審査の末に登録されたシステムインテグレータを取り扱っているため信頼できる会社です。
豊富なSIerのなかから、自社に合ったロボットシステムインテグレータを探し出すことで、生産性の高い現場を実現できるでしょう。
CS24サービスという、保守サービスを提供。会員に登録することで利用できるサービスで、夜間、祝日においても電話相談が可能です。
万が一、技術問題や装置のトラブルが発生しても安心だと言えます。
また、緊急部品の発送に即日対応しているのもポイント。重量物等の即日対応が難しいものもありますが、それでも緊急時には重宝します。
このようなサポート体制は、夜間や祝日における作業が多い工場において顕著な効果を与えてくれるはず。
専門の技術者が在籍していなかったり、休んでいたりするときにもフォローしてくれる安心感があります。
ファナックには、ファナックアカデミと呼ばれる研修センターがあり、モノづくりに関する品質向上、生産性向上を目指すことが可能です。
開放感あふれる教室や充実した同社製品、温泉などのリラックスできる空間を持つ宿泊施設など、ゆったりと心を休めながら勉強に打ち込める環境を用意しています。
熟練の講師が豊富な知識と経験により、ファナック自慢の製品を、様々な工場環境に適した応用ができるように講義。
生産効率アップや低コスト化に繋がる、ファナック製品の有効活用方法を学べるでしょう。
溶接ロボットSIer
（システムインテグレータ）
（システムインテグレータ）
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タマリ工業ではすでにロボット溶接システムを導入していたものの、従来の業務フローでは全工程の1割程度しかロボットを活用していませんでした。しかし、高性能・高機能スキャナーを導入してロボットシステムと連携させたところ、ロボットが自動的に画像認識を行えるようになり、それまでは人間が担当していたロボットティーチング工程を省略できました。
位置ずれや再調整などもロボット行うため、ロボット稼働率が50％も向上し、生産性が2.5倍にまで拡大したそうです。
自動車部品の板金・溶接加工を行っているアスカ株式会社では、小型部品について職人の手作業による溶接を行っていました。しかし、ロボット導入でどこまで生産性を向上させられるのか徹底的に検討してロボット化を進めた結果、生産性が5.8倍になって人件費が8割減という成果を達成しています。
また、小型のスポット溶接ロボットを導入したことで、作業空間の省スペース化を達成して従業員の歩行距離も短縮できると判明した点は、ロボット化の検証実験としても有益な成果でした。
