新東スマートエンジニアリング株式会社は、溶接ロボットのシステム開発に取り組んでいる会社です。また、ロボット導入に悩んでいる会社に向けて、産業用ロボットに精通したロボットエンジニアによるサポート体制も整っています。
公式サイトに記載がありませんでした。
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新東スマートエンジニアリングには2021年4月時点で17名のロボットエンジニアが在籍し、主に産業用ロボットに関する作業に従事しています。また、ロボットシステムインテグレータとして、ロボットの導入に悩むユーザーに対していつでもどこでも対応できる体制を整えているのも特徴です。
対応可能なサポート内容としてはモーションコントローラーの接続をはじめ、ロボット動作制御、キャブレーション処理やティーチングパス作成・編集、動作シミュレーション、各種アプリケーションの開発など。産業用ロボの作業に従事しているノウハウを生かし、丁寧かつ迅速な対応を実現しています。
新東スマートエンジニアリングは、ロボットのソフトウェアやアプリケーション開発を通して産業用ロボットの普及を目指している会社です。2000年4月にアメリカのCimetrix社のロボティックシステムのアプリケーション開発に参入した実績があり、2006年10月にはイスラエルのCompucraft社の日本総代理店となってオフラインティーチングソフトのRobotWorksを販売。
自社でも溶接ロボットのソフトウェア開発に力を入れており、国内のロボットソフトウェアの販売・開発においてパイオニア的存在となっています。
新東スマートエンジニアリングでは産業用ロボットおよびサービスロボットの普及に貢献するために、溶接ロボットのシステムやソフトウェアを開発。新東スマートエンジニアリングが開発・販売しているパッケージソフト製品を紹介します。
新東スマートエンジニアリングが2020年に開発したオフラインティーチングソフトウェアです。3DソリッドモデルのOpenCASCADE(オープンソース)を使用しており、簡単に操作できるのが特徴。ほぼすべてのロボットメーカーの5~7軸のロボットに対応可能で、溶接を含む、塗装、カット、研磨、バリ取りなどの作業を行なえます。溶接はアーク溶接、レーザー溶接、スポット溶接に対応。
基本的な機能としてはモデルの作成・読み込みをはじめ、加工パス自動作成、ロボット・ツールの挿入、動作シミュレーション、ロボットプログラムへの自動変換の5つが搭載されています。用途に合わせてカスタマイズを行なえるほか、有償で追加機能を付けることも可能です。
RoboPathはオープンソースを使用しているため、ソリッドモデラは無償で提供してもらえます。
WeldPath-1は、2017年に新東スマートエンジニアリングが溶接ライン追跡・制御ロボットシステムとして開発したロボット溶接トラッキングシステムです。熱膨張による溶接ラインのひずみを0.1mmの精度で補正する機能を搭載し、正しい溶接ラインに沿った作業を実現しています。溶接ラインのひずみ補正を叶える理由は、WeldPath-1に内蔵されたラインレーザーと超小型カメラにあり。
ラインレーザーから投影される赤い光をカメラが撮影映像から座標を算出し、ポイント座標値をリアルタイムで補正。それにより、熱膨張で溶接ラインにひずみが生じたとしても、正しいラインに沿った溶接を可能にしています。
WeldPath-2は、新東スマートエンジニアリングが開発したロボット溶接最適化システムです。これまでのロボット溶接の課題であった溶接の欠陥の未然防止を目的として開発され、超軽量カメラを搭載して溶融池を観察することで溶接電流や溶接速度の最適化を実現。ロボット溶接作業中におけるリアルタイムでの制御を可能にしており、WeldPath-2を用いた最適化実験でも最適速度・電流値での溶接では溶接割れを起こしていません。
イスラエルのCompucraft社が開発したオフラインティーチングソフトで、新東スマートエンジニアリングが日本総代理店となって2006年10月から販売しています。RobotWorksは簡単な操作で自動ティーチングを行なえ、ティーチング作業にかかる負担を大幅に軽減しているのが特徴。さまざまな作業に対応しており、溶接はアーク溶接、レーザー溶接、スポット溶接のティーチングが可能です。
2010年10月時点での導入実績は世界で約900ユーザー、国内だと自動車メーカーや鋼鉄メーカーなどで導入されています。